ご挨拶

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続くなか、対応にご尽力されている皆様には、心より感謝と敬意を表します。このたび、2022年6月26日(日)及び7月1日(金)~31日(日)にかけて、大阪府高槻市にあります大阪医科薬科大学キャンパスにおいて、第24回日本母性看護学会学術集会を開催する運びとなりました。

学会のテーマは「パンデミックからのメッセージ~母性看護へのヒント~」です。新型コロナウイルスは多くの人命を奪い、世界を恐怖に陥れ、世の中のシステムを変えました。また身近なところでは、家族、働き方、経済、環境システムを変化させました。そして、母性看護の対象者、臨床、地域、教育、研究も多大な影響を受けました。いまだ人々の生活にさまざまな影響を及ぼしています。

一方、新型コロナウイルスによる様々な変化をきっかけに、わたしたちが自身の仕事や生活、価値観と深く向き合うことになりました。さらに、母性看護では新たな支援・教育・研究のあり方を考える契機ともなりました。学術集会を通じ、「母性看護へのヒント」をご参加の皆様と共有し、今後の母性看護を考える機会になればと思います。

第24回学術集会はWeb開催(ライブ配信とオンデマンド配信)予定で準備が進んでいます。最新の情報は本ホームページでお知らせしてまいりますので、どうぞご確認ください。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

2021年8月吉日

第24 日本母性看護学会学術集会 会長
大阪医科薬科大学看護学部 教授 佐々木綾子